千鳥間柱は
壁の内外で音が伝わらないようにする
よく知られた構造です。
例えば
こんな風に組まれています。
赤色の間柱は裏側の壁(向こう側の壁)
青色の間柱は表側の壁(こちら側でまだ張っていません)
黄色は兼用です。
隅部分は剛性が高いので振動も抑えられているのと
壁の厚みが少ないために別々の間柱にするのには
困難なために兼用になっています。
現在は
隅角部も別々の下地にしております。
千鳥間柱の模式図は
一方から来る音が
壁面を振動させ
次に
固体伝導で下地に伝わり
それから次に
もう片方の壁に伝わっていくと
壁が二重にあっても
その壁の間では
殆ど低減しないことになります。
固体伝導は
空気伝導と違って
距離による減衰が
殆どないために
下地で繋がっていると
ダメなんです。
そこで
千鳥間柱です。
模式図で示したように
内側と外側が
別々の壁の下地になっているのです。
今回は
ドア周りも
千鳥間柱で
作ってみました。
ドアも
二重に作るので
ドア枠も
千鳥間柱のように
作るべきだと
考えたのです。
模式図は
こんな風です。
隅角部も別々の下地にしております。
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