お部屋から
音が漏れないようにするには
天井壁床を
気密性にして
重い材料を使えばいいのです。
しかしながら
木造で作る場合は
重い材料には
限界があるので
2層
3層と
重ねていきます。
その重ね方なのですが
単純に
重ねては
効果は大きく出ません。
理想だけを言えば
全く重なることなく
別々のものとして
作る必要があるのです。
それは
無理なので
剛性の高いところは
便宜的に繋いで
作ります。
今課題の天井については
考えてみます。
壁と天井を比べると
壁はしっかりした下地で
相当強いもので
両側に作られます。
天井は床と組になりますが
床は剛性が高く
強いもので作るのが普通ですが
かたや天井は
壁に比べれば
お飾り程度の
剛性しか持ちません。
その上天井は
床とつながっていては
音は
伝わり放題です。
そこで
防音天井です。
天井と
床を
分離して
2層とするのです。