上の写真は上手に説明しないと全くわからない写真です。
中央にぷっくと出ているのは
フィニッシュネイルの頭です。 (さらに…)
電話06-6491-6339〒661-0971兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 掲載の楽器可賃貸は杉原土地有限会社の自社物件
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中央にぷっくと出ているのは
フィニッシュネイルの頭です。 (さらに…)
換気のためには
換気チャンバーが
必要です。
そして
換気チャンバーには
下地が必要です。
吸排気と
室内外にひとつずつ必要ですから
防音室1箇所に
4個必要です。
連棟式ですので
8個必要です。
作りました。
1個は
現場で
斜めに取り付けますので
下地の木だけです。
いつものように
防音室を作っています。
今日は2重の防音室の
防音壁全部が張れましたので
扉枠を付けました。
防音扉は
頑丈なところに取り付けると
その効果が
大きくなりますので
枠を
頑丈にしております。
接着材で
固定しております。
コンクリートブロックには
前もって
アンカーボルトを
取り付けております。
防音室は
ユニット毎に
作っております。
天井は
天井ユニットとして
製作しています。
材料の定尺
606mmで作りますので
半端が出来てしまいます。
時には
こんな小さいものも作ります。
仕事が増えて大変なのです。
防音壁であろうと
普通のお部屋であろうと
外部に面するところは
防水性能が必要です。
コンクリートブロック壁自体は
燃えたり腐ったりしませんが
防水性能は低いのです。
コンクリートブロック自体
軽く作るためと
接着力を増すために
表面がザラザラしていて
内部は
ざらざらししています。
多孔質で
水がしみ込みやすいのです。
ウレタン防水をしました。
日光が当たりませんので
ウレタンが長持ちします。
外側は
浸透型防水剤を
塗っています。
浸透型防水剤は
頼りないようですが
かなり信頼性のある防水剤です。
重いし
向こう側は後から張れないので
前もって張っております。
その下地は
壁においては
上と下の横臥材は
幅が違います。
下は壁の厚みと同じ70mm
上は90mmを使っています。
上には
天井ユニットを取り付けるためと
天井材の内側を張るための下地を兼ねるため
幅広を使っています。
横にユニットが繋がっている場合は
幅広の上のものは
問題ありませんが
直交して
繋がる場合は
横臥材の出っ張りが
当たってしまいます。
スーパーストラクチャーの壁の厚み分だけ
出っ張った部分を切りとっています。
写真の様に
手鋸で
切断して
切りとっています。
防音材を
張っていない間は
切りとることは
それ程難しくはありませんが
張った後からは
大変ですので
気を付けて
やっております。
防音壁の製作は大変です。
それから
防音壁は
裏表張る太鼓張りですが
千鳥間柱になっていて
外側に下地と内側の下地は
別々になっています。
写真ではわかりづらいと思いますが
外側の下地の方が
本数が多いです。
外側の下地を
強度を確保するための
柱代わりにしております。
内側は
防音壁材同士の
接着効果を高めるために
横貼りにしています。
立て間柱が
有効です。
音は
縦波で
音圧で測定できます。
大気圧より
わずかに高くなったり低くなったりして
それが伝わります。
重いもの程
揺れにくくなります。
また
重いものが
1枚より
同じ重さなら
何枚もあった方がいいです。
それと
何枚もあるなら
それぞれは
繋がっていない方が
音圧を伝えにくくなります。
音の減衰の
一番の味方は
距離です。
距離があれば
音:音圧は
減衰します。
2重壁は
厚みがあることが
必要です。
理屈だけで言えば
2重壁の間の間隔は
広ければ広いほど良いのです。
でも限度がありますから
小社では
吸音材の厚みにしております。
窓のあるところは5cm
窓のないところは4cmとしております。
結果的に
スーパーストラクチャーを
2重にすると壁の厚みは31cmになってしまいます。
当然効果がありますので
許容できます。
スーパーストラクチャーの内
壁ですが
壁を
ユニット毎に作ります。
ユニットには
外側の防音壁の下地と
内側の下地を
同時に作ります。
どちらに
下地を作るか
並べて前もって書いております。
防音壁は
防音のために
重いし
大きいので
組み立てるところで
組み立てて置いております。
なにしろ
大きいので
防音室が
一杯になったので
こんな状態です。
と言うわけで
半分だけでも
組み立てました。
少しだけ
場所が空きました。
作業しやすくなりました。