新しい防音室の基礎を作り出しました。
小社では
防音室の基礎を
ベースメントと呼んでいます。
防音室の要素は
どれも重要ですが
固体振動の伝導を防止するためには
重くて
頑丈なものが
良いことになっています。
庭に作る予定ですので
型枠を作りました。
大きさは
2.8m×2.8mで
厚みは14cmから28cmあります。
出来上がると
基礎の容積は1.6m3
重さは3.7tあります。
重いですよね。
電話06-6491-6339〒661-0971兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 掲載の楽器可賃貸は杉原土地有限会社の自社物件
年中無休8:00-18:00スマートフォンに演奏した楽曲を入れてご見学下さい
新しい防音室の基礎を作り出しました。
小社では
防音室の基礎を
ベースメントと呼んでいます。
防音室の要素は
どれも重要ですが
固体振動の伝導を防止するためには
重くて
頑丈なものが
良いことになっています。
庭に作る予定ですので
型枠を作りました。
大きさは
2.8m×2.8mで
厚みは14cmから28cmあります。
出来上がると
基礎の容積は1.6m3
重さは3.7tあります。
重いですよね。
防音壁に
多用しております
石膏ボードは
直接の外壁材には
なりません。
なにぶん
石膏を
紙で挟んだものなので
耐水石膏ボードと名前が付いていても
外壁材には無理です。
防水紙を貼って
窯業系外壁材を張りました。
小さな面積ですので
あまり材で
張りました。
あまり材ですので
経費はかかっておりませんが
時間はかかりました。
防音ブースを
普通のお部屋に置いて
楽器が使えるお部屋に
しようとする計画です。
防音ブースは
その名の通り
防音の小部屋です。
小部屋ですので
閉塞感を
なくすために
窓を
取り付けています。
小さい窓でも
やはり効果はあります。
窓には
ガラスを当然入れます。
窓の防音性能は
防音壁と
同等以上である必要があります。
音は
一番弱いところより
出てきますので
弱いところがないことが必要です。
そこで
ガラスを
入れて
騒音計で計って
1枚ずつ増やしていきます。
7枚入れました。
今日は当地では雨でした。
雨ですが
一応屋根があるので
防音室の
入り口部分の
遮音材をを張って
吸音材を入れて
遮音を張ります。
写真の様に
下地が
二重になっています。
二重の間隔は
7cm以上あることが
必要です。
低音側の
共鳴透過を
低減することが
できるのです。
小さな防音室を作るときには
入り口だけ
後で作ります。
重い防音材を
狭い入り口から
運び込んで
組み立てるのは
大変です。
というわけで
入り口だけを
後で作っています。
今までは
入り口ユニットは
現場で
外から下地を作っていました。
外から
作っていたのですが
現地で組み立てると
接続部位に
補足材が必要です。
2重壁の
間隔について
大きな差が生じます。
ユニットで組み立てると
2重壁間隔が大きくなって
共鳴透過が
少なくなります。
開口部の
横の隙間も大きくなって
吸音性が高まり
防音性が高まります。
防音室には
必ず換気が必要です。
防音壁は穴がないのが
最良です。
この二律背反に
防音換気チャンバーの出番です。
防音壁に穴を開け
防音壁に匹敵するだけの
防音性能を得るために
防音チャンバーを取り付けます。
チャンバーとは
chamber:部屋を指す言葉で
防音チャンバーとは
直訳すれば防音室です。
空調設備などで
チャンバーといって
空気の流れを
変えたり
分岐したりする部分を
チャンバーということから
同じように
換気と防音を兼ねた
設備を
防音チャンバーと呼ぶようになりました。
防音チャンバーは
吸気用と排気用のものが必要です。
上下に2箇所取り付けるのが普通です。
離れて取り付けるのですが
取付場所が
小さな防音ブースですので
同じ場所に取り付けてみました。
もちろん
防音ブースは
一杯吸音材を張ります。
一緒に覆うことになります。
覆ったときに
何もない空間を覆ってしまいます。
何もない空間が閉鎖されれば
音が
中で反響して
大きくなります。
太鼓が大きな音を
出すように
閉鎖空間は防音上
支障があります。
そこで
穴を穿ち
それをなくしました。
楽器が
お部屋の中で
迷惑をかけずに
使えたら良いですよね。
そんなわけで
防音ブースを
お部屋の中に置くことにしました。
距離は
防音の一番大きな味方です。
距離があれば
何もすることなし
防音ができますが
小さいお部屋ですので
それはできません。
そこで
いろんな手法を使います。
距離を稼ぐために
吸音材を入れたりします。
防音ブースと
お部屋の間も
吸音材を入れております。
もうすこし
隙間を大きくすれば
吸音材の効果も
倍増するのですが
そんなわけも行かず
思案中です。
防音ブースの内側
壁の中に
吸音材を張り込みました。
外側と
内側のなかに
吸音材を入れます。
共鳴透過と言う現象を
押さえるためです。
音が
1枚目の壁に当たると
壁が
揺れます。
揺れた壁は
裏の空気層を押します。
空気層は
バネの様になって
押し返しますので
押す周波数(音の周波数)と
空気層の
バネの振動固有周波数が
おなじになると
壁が共振して
透過損失が
減少します。
これを防ぐために
吸音材を入れて
空気バネの効果を
減衰させます。
この空間は
大きいほど良いということになっていますが
低音域が
問題になる
100Hz以下にするためには
7cm異常必要です。
今日は
防音ブースを
組み立てました。
小さく分割されていますので
軽いはずなんですが
やはりこれが重いです。
助けを得て
組み立て完成です。
ユニットを組み立てると
壁は千鳥間柱になっていて
あとは吸音材を
充填するだけです。
充填といっても
そう簡単ではないのですが