ベースメントを作るために
鉄筋の差し筋をしました。
鉄筋の差し筋はおかしいですよね。
二重表現かもしれません。
「ベースメントを作るために
差し筋をしました。」が正解かも知れません。
元々のお部屋が
広いので
お部屋は
広いです。
防音室は
たぶん三畳大くらいの大きさです。
電話06-6491-6339〒661-0971兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15 掲載の楽器可賃貸は杉原土地有限会社の自社物件
年中無休8:00-18:00スマートフォンに演奏した楽曲を入れてご見学下さい
ベースメントを作るために
鉄筋の差し筋をしました。
鉄筋の差し筋はおかしいですよね。
二重表現かもしれません。
「ベースメントを作るために
差し筋をしました。」が正解かも知れません。
元々のお部屋が
広いので
お部屋は
広いです。
防音室は
たぶん三畳大くらいの大きさです。
壁と床の間には
隙間ができます。
壁材が直線でも
床が全くの直線だとは限りません。
反対もありますので
理屈上
床と壁のそりが合うことなど
現実にはありません。
壁材を
取り付ける時に
床にシリコーンシーライトを
付けてから
取り付けています。
写真では
隙間があるように見えますが
きっと
奥は
塞がっていると思うのですが
念には念を入れて
塞いでみました。
しかし
効果があるかも知れないことは
すべて実行するのが
私の方法です。
使ったシリコーンは
変成シリコーンです。
使った変成シリコーンはこれです。
固まっても少しべたべたしているみたいで
塗装ができるということになっています。
天井に
グラスウール吸音板を張ったのですが
完成しました。
張ったグラスウール吸音板は
JIS規格で
JISA6301 0.9M GW-B 32K 50
だそうです。
グラスウール吸音板のJIS規格についてはホームページでお調べ下さい。
数字を説明すると
0.9 は吸音性能の分類で吸音率が0.81以上
M は吸音の測定方法で 「壁に密着して測定した」 記号です。
GW-B は材質による分類で「グラスウール吸音材 グラスウール吸音ボード」の記号です
32K は密度による分類で1立方メートル当たり32Kg
50 は厚みです。 50mm
規格にはありませんが
使用したグラスウール吸音板には
表面材が覆われています。
吸音材の取付は
枠で取り付ける方法です。
新しい防音室は
遮音性を高めるために
硬い材料を使っています。
何しろ商品名が
スーパーハードと言うくらいですから
硬いのです。
今はありませんが
フレキシブル板と呼ばれる
フレキシブルでない
重くて硬い板材がありましたが
それに優とも劣らない硬さです。
厚みも
フレキシブル板より
厚いので
重いです。
硬い材料なので
音の反射も大きく
作った防音室のお部屋は
音が反響する様なお部屋でした。
それではあまり
音楽環境がよくないので
天井に
吸音材を張りました。
グラスウール吸音板です。
32K品50mm厚
表面をグラスウールの布(ガラスクロス)で覆われています。
使ったグラスウール吸音板は
パラマウント硝子工業製です。詳しくはここをご覧下さい。
天井に吸音材を張って
床をタイルカーペットにします。
壁に吸音材を張るのは
少し様子を見てからにしようと思います。
吸音材の効果を見るために
吸音材を張る前に
吸音材なしで
検査してみました。
新しい知見を得るためです。
きっとあまり変わらないか
高音側に効果があるのか
調べてみます。
高音側の落ち込みがありますので
改善できたら
良いと思います。
改善をできないかもしれませんが
出る音自体を抑制できるのではないかと
期待しております。
楽器もガンガンに使える防音室にするためには
隙間は零でなくてはなりません。
それ以上に
剛性・均一性が必要です。
それらを保証するためには
やりやすい作業性が必要です。
電気配線が
埋め込みなら
コンセントの処理や
電線の処理
そのために
作業は複雑になります。
そこで
露出配線にしました。
天井部分には
吸音材を張りますので
その部分に
配線しました。
アースも付けますので
3芯Fケーブルで配線しました。
石膏ボードには
ステープルが効きませんので
シリコーンで接着しました。
お部屋の中に
床を取っ払って
新しい防音室を作りました。
今までの持てる技術を
使ってみました。
相当できたので
音を出してみました。
100dBの音も
2枚の防音扉を閉めると
聞こえるか聞こえないくらいです。
今での中では
効果は絶大です。
正確に明日測ってみます。
年中無休のわたしの仕事ですが
防音室の製作は
休んでおります。
電気工事が
入りますので
小さな現場で
2人が仕事すると
能率が上がらないので
お休みして
まったく別のことを
しています。
チーズケーキを
ベイクドチーズケーキを
作っています。
なぜそんなものを作るのかについては
企業秘密ということで
昨日の続きの
石膏ボードについて
お話します。
上の写真が
硬い普通じゃない普通硬質石膏ボード
下の写真が
ほんとうに普通な普通石膏ボードです。
厚みは
上が9.5mmのもの
下が12.5mmのものです。
普通石膏ボードは
安価で施工性がよく
ホルムアルデヒドも放出せず
クロスの仕上げもよくて
現代の建築では
最適な建築材料です。
欠点をいえば
少しやわらかく
衝撃に弱いので
「かべどん」を
剛健の人がしたら
穴が開くかもしれません。
逆に言うと
大きな衝撃を
吸収する能力を持っているとも
いえますので
安全性が高いのかもしれません。
そんな弱点を
補うために
普通硬質石膏ボードは
開発されたのかもしれません。
今回使った
防音のためには
この写真
何だかわかりますでしょうか。
普通硬質石膏ボードの
折り面です。
普通と名前の中にはうたいながら普通じゃないです。
重いし硬いし
コンパネより重いです。
たたくと高音の音が聞こえてきます。
メーカーカタログによれば
普通石膏ボード | 普通硬質石膏ボード | |
タイガーボード | タイガースーパーハード | |
厚さ | 12.5 | 9.5 |
単位面積当たりの質量 | 8.4 | 11.4 |
比重 | 0.67 | 1.2 |
曲げ破壊荷重長さ方向 | 530 | 700 |
曲げ破壊荷重幅方向 | 200 | 300 |
石膏ボードの切断は
最近は
石膏ボード用チップを付けた
集塵丸鋸で
切断するのが
一般的になっているみたいです。
作業場も汚れませんし
切断も簡単ですし
ひっくり返す手間も入りませんので
そんな風にしているみたいです。
しかし
私どもには
集塵丸鋸がありませんので
ナイフでしております。
両側から
新しいナイフで
切れ目を入れて
折っています。
折れた面を
触ってみると
毛羽立っているように見えました。
繊維を入れているみたいです。
この繊維
触っても
へたりません。
相当強いみたいです。
凄いですよね。
楽器もできる
楽器も使える防音室の
内側の防音室が
ついに
最後の1枚の壁を
張るところまできました。
普通の石膏ボードではなく
固い石膏ボードなので加工するのが
少し大変なのです。
普通の石膏ボードを
寸法に切る場合は
石膏ボードに
片面よりナイフで切れ目を入れます。
片面の
紙を切断します。
その後
切れ目をに沿って割るように力を入れると
石膏ボードは
折れます。
折れたあと傷を付けた裏面より
残っている紙を
ナイフで切断すれば
終わりです。
少し大きかったら
ナイフかやすりで
削ることが可能です。
それに対して今回使った
普通硬質石膏ボードは
固いです。
少し大きかったら
大変です。
ナイフで削るときは
少しずつしかできません。
とにかく固くて
重いんです。
石膏ボード工業会のホームページによると
規格は
普通石膏ボード | 普通硬質石膏ボード | |
厚さ | 12.5 | 9.5 |
単位面積当たりの質量 | 8.1から11.7 | 8.6から14.5 |
比重 | 0.65から0.90 | 0.90から1.45 |
曲げ破壊荷重長さ方向 | 500 | 500 |
曲げ破壊荷重幅方向 | 180 | 200 |