小社では
防音扉を
自作しております。
防音を
高めるために
接着して
一体化しております。
壁材と下地とか
枠と板材とかは
必ず接着しております。
それでは
どれほど
剛性が上がるか
計算してみることにしました。
剛性とは
力を加えたときの変位の度合いを表します。
剛性が強いとは力を加えたときの
変位が少ないことを表します。
この剛性の指数は
断面二次モーメントという数値で
表します。
断面二次モーメントとは
断面の中心線からの距離の二乗に
その部分の材積を乗じたものを
積分したものです。
矩形なら
bh3/12で表されます。
但しbは幅
hは高さ
枠は27mm×105mmですので
単独なら260cm4
板材は
有効幅厚比を厚の10倍とすると
15mm×150mm
断面二次モーメントは4.2cm4
としかなりません。
これを接着して
一体化したとしたら
725cm4となります。
単独に比べると
3倍に増加しております。
実際のところ
100パーセント接着できませんし
板材の有効長さが
あるとも限りませんが
剛性が増すことだけは
経験上も
計算上も
確かなことです。
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