音楽を
される人は
残響時間が
気になります。
音楽家の人は
残響時間が短いことを
「デッドな空間」とか言います。
ちなみに残響時間が長いと
「ライブな空間」と言います。
この残響時間が
音楽をする人には
気がかりなんです。
残響時間は
60dB下がるまでの時間で表されます。
即ち
残響時間を計るためには
任意のパルス音(瞬間的な音)を出して
スピーカーからの音がなくなってから
部屋の中の音が60dBまでの下がる時間を計ればいいのです。
使用する機器は
パルス音を出すスピーカーと
時径で音が計れる騒音計が必要です。
パルス音自体はパソコンに保存して出力することが出来ます。
騒音計はパソコンとマイクで出来るようになっていて
それを時径で記録することも
パソコンで可能です。
即ち
パソコンと
スピーカーとマイクと
専用のソフトがあれば
残響時間は測定することが出来ます。
小社では
パソコン・ベースギターアンプ・コンデンサーマイクを使っています。
専用ソフトは「MySpeake」です。
ベースギターアンプは低音はよく再生できますが高音域は再生できません。
5KHz・10KHzは全く再生できておりませんので上記表の当該値は価値がありません。
上記お部屋の場合
100Hz付近では残響時間0.5秒 平均吸音率は0.1
500Hz付近では残響時間0.2秒 平均吸音率は0.25
です。
お部屋の平均吸音率 α
α=1-e^(-0.162×V/S/t)
α=0.161×V/S/t
但しvは部屋の容積m3
Sは部屋の壁面積の合計m2
tは残響時間秒
eは自然対数の底2.71828
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