防音室の内部の天井下地は剛性を高めるため
組み立て梁にしています。
小社防音室の規格
スーパーストラクチャーA仕様では
壁と同様
内部と外部の壁の下地は
別々になっています。
壁と違い
天井は
重い防音材を支えるために
丈の高い天井下地を使っています。
ユニットを作って
天井材も組み立てます。
組み立て手順の関係上
ユニット面から
飛び出していると
組み立てられないので
内部下地の一部を
後付けしています。
写真は
組み立て梁にした天井下地です。
補強前は
こんな状態です。
写真の補強はどの程度かというと
剛性が問題ですので
撓みに比例する断面二次モーメントで調べます。
組み立て梁は接着面が100パーセントの剛性を示しませんので
半分と見積り50パーセントとします。
補強前の断面2モーメント 12.5cm4
補強後の断面2次モーメント89cm4×0.5=45cm4
ですので
3.6倍です。
剛性は充分に高くなっていると思います。
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